こんにちは。
新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元です。

さくら歯科では、今までハロウィンやクリスマス、バレンタインなど、いろいろイベンントを行ってきましたが、きたる子供の日に向けて、院内にも院外にも、鯉のぼりがチラホラ登場して来ましたよ。
5月5日の当日は、残念ながら祭日のため休診ですが、連休前まで鯉のぼりはいます。
これからもワクワクして楽しめるようなイベントをどんどん企画していくつもりですので、お楽しみに!

さて、今日は、神経をとると、歯はどうなるのかについてお話します。

まず、歯の神経とは?
歯の中心部には、歯髄(しずい)と呼ばれる細かい血管や神経が入り込んでいる場所があります。
一般的に神経を抜くということはこの中心部の歯髄を取り除くことです。

歯髄の役割は?
歯髄には神経や欠陥などがあり、歯の知覚を司っています。
血管から栄養を受け取り、また虫歯菌が歯の内部に侵入するのを防御する働きもああります。

何故神経を取るの?
歯髄炎といって、大きな虫歯が出来たなどの理由で、歯髄が炎症を起こしてしまうと、ひどい痛みが出ます。
冷たいものや熱いものを食べたとき、咬んだとき、また何もしなくても痛みが出て、特に夜になるとひどく痛みます。
そこで神経を取ると、て歯の知覚がなくなり、痛みがなくなります。
また上記のような状態で神経を取らずほおっておくと、神経が死んで、腐ってしまい、感染が拡大してさらにひどい状態になってしまいます。

神経を取るデメリットは?
①歯がもろくなる
歯は神経から栄養が来るので、もろくなってしまいます。
②歯の色が変わる。
神経が死ぬと、茶色っぽく暗い色になります。
③時間が経ってから感染を起こすことがある。
神経を取って時間が経ってから、感染を起こして痛みや晴れがおこる場合があります。
④治療期間・費用がかかる。
神経を残せる虫歯は、1回か2回で治療が終わることがほとんどですが、神経の治療の場合、神経の治療自体に複数回時間がかかり、そのあと土台を型取りして、かぶせものを型取りして、歯を入れて、というので3回かかりますので、回数がかかるとともに、それに伴って治療費用もかかります。

日頃から食生活に気をつけ、まめにブラッシングを行って、虫歯が出来ないようにこころがけることがなんといっても一番大切ですが、それでも虫歯になり、痛みを感じた時には、なるべく早く受診して、早期に治療を受けることが大切です。