こんにちは。
新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元です。
本日7月5日は、穴子の日だそうです。
鰻と同様に、ビタミンAやカルシウムが豊富で夏バテに効果的であることと、7と5で穴子の「なご」の語呂合わせになることから、とのこと。
穴子を食べて、暑さを吹き飛ばしましょう!
何度か書いてますが、大事なことなので時々話題にすることのひとつ、今日はキシリトールについてです。
キシリトールは白樺などにも含まれる天然の甘味料で、工業的にも作られます、
虫歯の原因にならないばかりか、虫歯予防に効果があるのです
キシリトールの齲蝕予防効果は、3つあります。
①ミュータンス菌(虫歯菌)の増殖を抑える。
②プラーク(歯垢)の量を減らす。
③脱灰(虫歯菌の出す酸により歯が溶けること)を防ぎ、再石灰化(唾液による、溶けた歯を修復する働き)を促す。
キシリトールの効果が期待出来るのは、ガムやタブレット、グミなど、長時間口の中に入れていられるものです。
せっかく摂っても、噛んでゴクンと飲み込んでしまっては、虫歯予防の効果があまりありませんん。
う蝕予防効果を十分に発揮させるためには、高濃度キシリトール配合のガムかタブレットを1日3回3ヵ月以上続ける必要があります。むし歯になりやすい場合には、特に効果的と考えられます。
ミュータンス菌の感染予防には、子供の歯が生える少なくとも3ヶ月前から、母親をはじめとする子供の周囲に居る人たちへのキシリトール使用が望まれます。
キシリトールを摂って、虫歯予防を行いましょう