こんにちは、新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元です。

山笠のクライマックス、追い山が終わりましたね。
ハッピを来て治療に来てくださったお子さんもいらっしゃいました。
夏到来、という感じですねyacht

“輝く白い歯”は、憧れですよね。
小説などでも、’黄色い歯を見せて、にやっと笑った’なんて表現があるように、一般的に白い歯=清潔、黄色い歯=不潔というイメージがあると思います。

輝く白い歯をキープするため、歯のクリーニングやホワイトニングなどに励んでらっしゃる方は多いと思いますが、普段の食事によって、歯の着色しやすい方としにくい方に分かれるのはご存じでしょうか?
今日は、着色しやすい食べ物と、着色を防ぐ方法についてお話ししたいと思います。

歯の着色を促す食べ物には、原因が大きく2つに分かれます。
1つ目は、色の濃い食品、もう一つは、酸性度の高い食品です。

色の濃い食品には、ソース、ケチャップ、醤油などの調味料がまずあげられます。
また、赤ワイン、色の鮮やかな飴、ガム、かき氷など、舌に色がついてしまうような食品は、当然歯にも着色します。
タバコやお茶なども、ヤニや茶渋として歯の着色の原因となる最たるものですね。
また色の濃いフルーツであるベリー系のフルーツ(ブルーベリー、ブラックベリー、さくらんぼ、ザクロなど*)は、色が濃い上に酸性度も高く、着色の原因となります。
*イチゴは、リンゴ酸が含まれるため歯を白くすると言われています

酸性度の高い食品としては、お酢や、スポーツドリンク、炭酸飲料などが挙げられます。
また、実は酸性度の高い白ワインも、着色の原因となる飲み物です。
柑橘系のフルーツも酸性度が高いです。

さて、着色しやすい食品は分かりましたが、どうしても食べたい・・・。
そういう時は、賢く摂るようにしましょう。

①ストローを使う。
熱いお茶などには使えませんが、ストローを使ってなるべく歯に付かないようにしましょう。

②すぐうがいする、キシリトール100%ガムをかむ。
すぐにに口をゆすいで、酸性になった口の中を中和したり、着色の原因物質を洗い流しましょう。

③30分経過してから歯磨きする。
すぐに歯を磨くと、脱灰してもろくなってしまったエナメル質を傷つけてしまうので、歯ブラシは30分経ってからにしましょう。

着色しやすい方や、ホワイトニング後の方は特に、上記のようなことに気をつけてみられてくださいhappy01shine