こんにちは。

さくら歯科 副院長の坂元ですわーい(嬉しい顔)

すっかり温かくなり、なかには半袖の強者の患者様もいらっしゃる、今日この頃です。

さて、温かくなり風邪の流行も治まったと思いきや、ここへ来て、風邪をひかれた、のどや鼻の調子がおかしい、とおっしゃる患者様がちらほら。

健康管理のために日頃からいろいろと実践しているわたくしですが、そのせいか、ここ何年か、風邪をひいたことがありません。

今日は実践していることのひとつ、’朝起きてすぐの歯磨き’についてお話します。

時々患者様にはお話するのですが、朝起きてすぐ、食事の前に歯磨きをすることは、実は非常に大切なのです。

夜間就寝時に、お口の中の細菌は増殖し、朝起きた時に1日で細菌の量は一番多くなります。

就寝時には唾液の分泌が減るためですが、口呼吸の方は乾燥によってより細菌が増えます。

お子さんの口臭が気になるという場合は、口呼吸による場合がほとんどです。

朝歯磨きせずに朝食を取るということは、これらの細菌を全部飲み込んでしまうことになるのですがく~(落胆した顔)

こちらの本は、耳鼻科のドクターが書かれた本ですが、

朝、起きてすぐの歯みがきが、あなたを守る

効果は予想以上で、2006年まではカゼの流行するシーズンに5~10人のタミフル、リレンザの処方例だったのが、2007年冬期にはタミフル1例のみ、2008年冬期にはリレンザ1例のみに減少し、2009年度も現在(10月)まで、タミフル、リレンザの処方例はありません。(p.51)

 東京歯科大学微生物学講座・奥田克爾名誉教授の 「歯磨きによりインフルエンザ罹患を十分の一に減らした」 という研究もあります。(p.91)

という記載があります。

朝忙しい時間にまず歯を磨くというのは・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが、スッキリしますし、習慣になってしまえば意外と大丈夫ですよ!

是非実践されてみてくださいわーい(嬉しい顔)