さくら歯科副院長の坂元ですわーい(嬉しい顔)
台風も通り過ぎ一気に秋の気配が強まりましたね!
中秋の名月、昨夜皆様はご覧になれましたか?
さて、さくら歯科では、虫歯治療や根の治療(神経の治療)を行った際に、
上に詰めたり被せたりする材料について、それぞれの特徴をご説明させていただいてから、
ご希望の材料を使うようにしています。
虫歯治療の際、特に説明も受けずいわゆる銀歯を詰められた、という方は多いと思います。
この銀歯、安価なことは利点なのですが、昨今問題になっている金属アレルギーの問題や、審美的な問題、また耐久性の問題などがあり、正直ベストな選択とは言えません。
戦後に国民皆保険の制度が出来たときに、必要最低限、
虫歯で出来た穴を埋めることが出来る丈夫で安価な材料ということで、
パラジウム合金という現在銀歯に使用されている金属が使われて来ました。
しかしこのパラジウム、金属アレルギーの症状を持つほとんどの方が陽性反応が出る上、
あまり精密ともいえませんので、はずれたり、
2次カリエス(つめものの隙間からできる虫歯)になったりということで、
平均耐用年数は5.4年というデータが出ています。
実際、国民皆保険制度のないアメリカでは、銀歯が使用されることはまずありません。
金属であれば金が精密でアレルギーも出にくくベストな材料なのですが、
高価であるために健康保険の材料として使われることはありませんでした。
そういった経緯で保険適応のある詰め物としてパラジウム合金を使用した銀歯が使われてきたわけですが、近年では、、体に害がなくて、見た目もよく、長持ちする材料であるセラミックに移行して来ています。
ですがセラミックは保険適応外の材料になりますので、費用が高いというのがやはり一番のネックです。
さくら歯科で導入しているセレックは、CAD/CAMという技術により、お口の中で直接歯の写真を撮って、
セラミックのつめものや被せものを作ることが出来るというシステムです。
(奥歯で直接写真が撮りにくい場合や、時間がない場合は、その日にできないこともあります)
このセレック、技巧所に以来することなく院内で作ることが出来るので、
従来のセラミックより費用が安くできるのです。
セレックの特徴について、従来のセラミックと比較して表にまとめてみると・・・。
一般的な治療 セレック治療
時間 「歯を削る→歯型を取る→セット」
という流れですが、最低でも2回の通院が必要になり、治療時間もかさんでしまいます。 「歯を削る→セレックで修復物を作製→その日のうちにセット」
という流れなのが、セレック治療。ほとんどの場合1回の通院ですみ、しかも治療時間は最短で1時間程度。その差は歴然です。
寿命 シロナデンタルシステムズ株式会社が公表している臨床研究データによると、従来法のセラミックインレーの15年後の残存率は約68%。約3分の1のセラミックインレーに、破折、脱離etcのトラブルが発生しているという結果が出ました。 セレックにより作られたセラミックインレーの15年後の生存率は、なんと約93%。ほとんどの症例において機能しているということが明らかになりました。
費用 歯科技工所に依頼して修復物を作製するので、どうしてもその分の人件費がかかってしまいます。 歯科技工所に依頼することなく歯科医院で作製できるため、人件費がかかりません。
セレックは、技巧所に以来せず院内で作ることができるため、質の高い治療が安価で受けることが出来る、
ということが一番の利点であり特徴です。
目立つところに銀歯があると、老けて見えますし、笑ったり話したりするのも気になりますよね。
今まで気になっていた銀歯をやりかえるなら、セレックで治療してはいかがでしょうかひらめき
下記は、セレック治療についての説明動画ですぴかぴか(新しい)
是非ご覧になってみてくださいねるんるん
http://www.cerec-style.com/01.asx