こんにちは。
新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元陽子です。

夏の疲れ、溜まって来ていませんか?
溜まった疲れを放っておくと、体の免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。
疲労防止と回復のために、毎日の食事にも気をつけましょう。
ビタミンB1は、疲労回復を減らしてくれる栄養素の1つです。
今日は、ビタミンB2についてお話しします。

ビタミンB2には皮膚や各器官の粘膜を正常に保つ働きがあります。
不足すると油っぽい肌や脂漏性皮膚炎などの症状が現れ、さらに進行すると舌炎や口唇炎、眼精疲労や白内障などに至ることもあります。

ビタミンB2が不足していないか、チェックしてみましょう。
 ○肌が油っぽい、ニキビができやすい。
 ○油っこい料理を好んで食べる。
 ○口内炎、口角炎ができやすい。
 ○目が充血する、目が疲れやすい。
 ○お薬を長期的に飲んでいる
あてはまるものがあれば、ビタミンB2不足になっているかもしれません。

(ビタミンB2を含む食品)
ビタミンB2は、魚やレバー、乳製品、卵などの動物性食品に多く含まれています。
また、きのこや納豆、緑黄色野菜などの植物性食品にも含まれています。

[肉類]
・豚レバー(50g)   1.80
・牛レバー(59g)   1.50
・鶏レバー(50g)   0.90
[魚類]
・ウナギの蒲焼(1串:100g)    0.74
・ぶり(1切れ:80g)         0.29
・サバ(1切れ:100g)         0.28
[卵]
・鶏卵(1個:50g)           0.22
・うずらの卵(3個:30g)       0.22
[大豆製品]
・納豆(1パック:50g)        0.25
[牛乳・乳製品]
・牛乳(コップ1:180g)       0.27
・ヨーグルト(小1個:80g)     0.11
[野菜やきのこ類]
・モロヘイヤ(1/4束:60g)     0.25
・豆苗(1/2パック:50g)       0.25
・まいたけ(1/2パック:50g)    0.25
※参考:食品成分表 五訂増補

(ビタミンB2の1日の摂取基準)
成人男性 1.6mg
成人女性 1.2mg

ビタミンB2は,水溶性なので過剰に摂っても尿として排出されるため、摂り過ぎの心配はありません。
ドリンク剤などを飲んだ時、尿の色がいつもより濃い場合は、摂り過ぎている時なので、量を調節してください。
ビタミンB2は、たくさん摂っても蓄えておくことが出来ないため、美容と健康のため、毎日コツコツ摂ることが大切です。