こんにちは、新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元ですhappy01

仕上げ磨きの時に、お子さんの口の中を見られると思いますが、’あれ?ちょっと白くなってない?”ここだけ茶色くない?”あ!穴が空いてる!虫歯だ!”など、いろいろ発見することがあると思います。
仕上げ磨きの時に、虫歯を早期発見するために、お母さんが知っておきたいことを、挙げます!

1. 乳歯の虫歯が出来やすいところは、まず奥歯の歯と歯の間です。
見た目にはとても分かりづらく、レントゲンを撮って初めてわかることも多いです。
突然穴が開くのですが、実は穴が開いた時点ではすでに神経に近い場合が多いです。
乳歯の虫歯はとても進行が速いので、フロス(糸ようじ)をまめに行い、よく見ていると、穴が空く前の状態で実は少し白っぽくなっています。

2. 乳歯や生えて間もない永久歯の虫歯は、黒でなく白であることも多いです。
急速に進行する虫歯は白くて、ゆっくり進行する虫歯は黒いです。歯ぐきとの際の部分が、よく帯状に白くなります。白いうちだと歯ブラシによる清掃や食事の改善、フッ素などで削らずに治すことも出来るので、白い虫歯を発見したら、すぐに予防をしに歯科医院へ来られてください!

3. 痛みが出にくいので虫歯の進行にきづきにくいです。
子供はまだ痛みの感覚が発達していないので、痛みがあっても気づきにくく、虫歯が大きく進行してしまうことが多いです。

4. 乳歯はエナメル質が薄いので、すぐに象牙質の虫歯へと進行しやすく、象牙質まで入ると一気に虫歯が進行します。

5. 乳歯は虫歯になると神経まですぐに進行してしまいます。
  乳歯は神経が大きいために虫歯になるとすぐに神経まで進行してしまいます。
  
検診では虫歯がなかったのに、去年は虫歯0だったのに、突然穴が開いてしまった!なんて、ショックですよね。早期発見のため、お子さんのお口の中を日々チェックしてあげてください。白濁程度なら、削らずに予防だけで治すことも可能ですsign03