新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元です。
毎日暑いですね
たくさん汗をかくので、その分水分の補給が必要です。
その時、どんな飲み物を飲まれますか?
お水やお茶?、フルーツジュース、スポーツドリンク、コーラなどの炭酸飲料、コーヒー、牛乳・・・。
実はそれが、あなたの虫歯の原因になっているかもしれません。
飲み物で虫歯になるケースは多いですが、では何を飲めばよいのでしょうか?
一口飲んで、何かしたあとまた飲んで・・・、という風に、飲み物はダラダラ飲んでしまうことが多いです。
糖分を含んだ飲み物は、一口飲むとその後30分は歯が溶け続けるので、一口飲んだら30分、また飲んだら30分という風に、
最初の一口を飲み始めた時間から、最後の一口を飲んだ時間よりも30分後まで、ずっと歯が溶け続けています。
結論を言うと、上記に挙がっている飲み物は、お水とお茶、ブラックコーヒー以外は、すべて虫歯の原因になります。
フルーツジュースには果糖が含まれ、虫歯の原因になります(100%でも同様です)。
スポーツドリンクやコーラには、大量の砂糖(500mlで8個~15個分)がふくまれているばかりか、酸性飲料であるため、そのものが歯を溶かすため、歯に強いダメージを与えます。
コーヒーは、ブラックであれば虫歯の原因にはなりませんが、砂糖を入れると虫歯の原因となります。
缶コーヒーには、角砂糖3個分の砂糖が含まれます。
牛乳にも、乳糖が含まれるため、虫歯の原因になります。
お水とお茶類以外は、ほぼ糖分が含まれており、ダラダラ飲みにより虫歯の原因となってしまいます。
避けるのが一番ですが、どうしても飲みたい場合は、なるべくすぐに飲み終わってしまうこと、飲み終わった後にお水などでゆすぐこと、フッ素うがいや歯磨き、キシリトールなどで予防を同時に行うことをお勧めします。
飲んですぐの歯磨きは、脱灰した歯を傷つけてしまうので、30分以上経ってから歯磨きを行ってくださいね。