こんにちは。
新宮町の歯医者さん、さくら歯科副院長の坂元です。

台風が近付いておりますが、本日の夜~明日の午前中まで、暴風域との予報ですね。
まだ降り始めてはいませんが、無事に過ぎてくれることを祈ります。

さて、今日は、歯ぎしりについてです。

歯ぎしりには、3種類あります。

①強く噛みしめた状態でギリギリと横に顎を動かし、歯をすり合わせる、いわゆる歯ぎしりのタイプ(グラインディング)

②カチカチカチ、と上下の歯をぶつけるタイプ。カンカンカン、と音がします。強く噛む方も弱い力で行う方もいます(タッピング)

③上下の歯をぎゅーっと噛みしめます。音はしません。顎に力が入っていて自分の体重くらいの力で噛む方もいます(クレンチング)

歯ぎしりをしている方の兆候として、歯のすり減りの他に、下あごの内側に’外骨隆起’といって、骨のでっぱりがあることがあります。特にあるからといって問題はないのですが、義歯を入れる時にあたって痛い場合があるので、そういう場合は骨を削って除去する場合もあります。

歯ぎしりの治療法としては、マウスピースを作ることが一般的です。
根本的に歯ぎしりそのものをなくすことは難しいため、歯ぎしりをしても歯が痛まないようにすることが目的です。
セラミックやインプラントなどの高額な歯が入っている場合に、破折防止のためにマウスピースをつけて就寝する場合もあります。

歯ぎしりは、本人よりも周りの方が音に悩まされる場合もあるので、家族に指摘されて音が気になるという場合は、マウスピースをつけることで解決でいますので、希望の方はご相談ください。
料金は保険適応のもので約5000円です。